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ブランディングとマーケティングの違いとは?それぞれの役割や活用のポイントを解説

ブランディング マーケティング

ブランディングとマーケティングの違いについて、明確に区分できている人は意外と少ないです。しかし、この2つにはさまざまな面で違いがあるため、企業のブランディングおよびマーケティング担当者はそれぞれの定義や役割を理解した上で具体的な行動に移ることが求められるでしょう。

 

本記事ではブランディングとマーケティングの違いについて確認し、それぞれの役割と重要性を解説します。

 

ブランディングとマーケティングの違いはあるのか

ブランディングとマーケティングには、手法や担当領域などに違いがあります。たとえばブランディングは自社独自のブランド価値を生成し、消費者に特定のイメージを定着させる手法を指します。ブランディングを実施することで、消費者への認知度拡大やリピーターの獲得といった結果を実現可能です。

 

一方で、マーケティングとは消費者のニーズに合わせて商品開発を行ったり、アピール活動を実施したりする手法を意味します。具体的には販売プロセスの整理や販路拡大など、商品・サービスの販売促進につながる部分を担当するのがマーケティングの特徴です。

 

ブランディングとマーケティングの違いは上記のように説明できますが、明確な定義や優劣はありません。企業としてはブランディングとマーケティングの両輪を回して、自社の認知拡大やアピール活動を行って利益につなげていく必要があるでしょう。ブランディングとマーケティングはそれぞれに役割がありつつ、同時に一連の活動としてつながっている点が特徴です。

 

ブランディング マーケティング 違い

 

ブランディングとリブランディングの違い

ブランディングの一部として、近年は企業の「リブランディング」も注目されています。以下では、ブランディングとリブランディングの違いを解説します。

 

リブランディングとは

リブランディングとは、すでに確立されているブランドを改善・変革するためのブランディング手法です。自社のブランド価値が過去のものになっていると判断される場合、あらためてブランディングを実施して現代に合わせた価値の創造を進めることをリブランディングと呼びます。つまりブランディングは独自のブランド価値を形成すること、リブランディングはすで既存のブランドイメージを変更・改善することという違いがあります。

 

これまで通用していたブランド価値が、時代の変化や技術の革新によって古い概念になってしまうケースは珍しくありません。そのため企業は定期的に自社のブランド価値の立ち位置を確認し、リブランディングを計画する必要があります。

 

ブランディングとPRの違い

ブランディングは、企業の行う「PR」活動と比較されるケースも多いです。以下では、ブランディングとPRの違いについて解説します。

 

PRとは

PRとは、企業の情報を社会に伝えるための方法全般を意味します。こちらから一方的に情報を発信するだけでなく、取材対応やプレリリースなどを行って、メディアなどと良好な関係を築くこともPRの目的になります。

 

PRは、ブランディングによってある程度ブランドイメージが固まってから実施されるのが基本です。自社ブランド価値が浸透していない状態でPR活動に力を入れても、興味を持ってくれるユーザーやメディアは限られてしまいます。そのためまずはブランディングで自社の独自価値を確立した上で、その内容を新しい客層や市場に広めるためにPRを行うのがポイントです。

 

ブランディングの種類

ブランディングには、さまざまな種類があります。それぞれの種類ごとに目的や活動内容は異なるので、以下で詳細を確認してみましょう。

 

インナーブランディング

インナーブランディングとは、自社の社員に向けて企業としてのブランド価値を伝えるブランディング手法です。自社独自のブランド価値や社会に貢献しているポイントを伝えることで、自社への愛着や共感を高めます。

 

インナーブランディングを実施することは、社内でブランド価値への認識を統一することにもつながります。結果的にそれぞれの社員が独自に社外に向けたブランディング活動を実施しても、内容にズレが生じなくなるのがメリットです。

 

コーポレートブランディング

コーポレートブランディングとは、企業のイメージの向上や企業理念の浸透などを目指すブランディング手法です。企業の販売する商品やサービスにフォーカスするのではなく、企業としての在り方や社会的な存在意義を伝えるのが目的になり得ます。

 

コーポレートブランディングによって企業理念やビジョンを伝えることに成功すると、自社のファンを増やしたり、企業が目指す未来像への共感を得たりすることが可能です。ファンや共感者は自社の発信する情報を熱心に追ってくれる可能性が高まるため、たとえば新商品・サービスの展開時にいち早く購入してくれることに期待できます。

 

採用ブランディング

採用ブランディングとは、企業のブランド化を進めて求職者への認知度アップや入社意欲の向上を行うブランディング手法です。商品やサービスを伝えるだけでなく、「働く場所」としての魅力を披露していくのが採用ブランディングの特徴です。

 

企業理念や社風、社内の雰囲気、他企業にはない福利厚生などを公開して、自社にマッチした人材を確保することが目的になります。採用ブランディングによって自社の労働環境や雰囲気が伝われば、採用のミスマッチによって早期退職する人を減らしたり、企業へ貢献したいというモチベーションを持った社員を確保したりといったことにつながります。

 

BtoCにおけるブランディング

BtoCブランディングとは、一般消費者に対して行われるブランディングの総称です。主に購買意欲を刺激し、商品やサービスの購入を検討してもらうための施策を考案・実行します。

 

役割としてはマーケティングと近く、企業としての利益を上げることが目的になることが多いです。また、SNSなど一般消費者が使用する媒体を活用して、身近な企業として認知されるための施策も近年話題となっています。

 

ブランディング戦略の流れ・考案方法

ブランディング戦略を立案する際には、基本となる流れや考案方法があります。以下を参考に、具体的にブランディング戦略を立てる方法をチェックしてみましょう。

 

BtoBにおけるブランディング

BtoBブランディングとは、一般消費者ではなく事業展開を行っている企業に向けてブランディングを行うことを意味します。企業向けの商品やサービスを展開している場合には、企業をターゲットにしたBtoBブランディングを行い、自社のイメージを浸透させて長期契約を狙います。

 

近年は労働人口が減少するなか有能な人材の確保を行ったり、企業としての価値を高めるためにSDGsへの対応をしたりなど、さまざまなことが企業に求められるようになっています。そのため企業が他企業の提供する商品やサービスを活用するケースも増え、BtoBブランディングの価値は高まっています。

 

ブランディングの役割

ブランディングを実施する際には、その役割を把握しておくことがポイントです。以下では、ブランディングの基本的な役割を解説します。

 

競合他社との差別化を行う

ブランディングは、自社と競合している他社との差別化を可能とします。ブランディングによって独自の企業価値を作り上げ、競合他社との違いを明確化できれば、「自社を選ぶ理由」を外部にアピールして市場をリードすることが可能です。

 

自社ブランドにしかない価値を生み出すことは、他の企業との価格競争から離脱できたり、消費者から優先して選んでもらえたりといったメリットもあります。

 

顧客からの期待に応えるブランド価値を維持する

ブランディングによってブランド価値を定着させることができれば、「この企業の商品なら安心して使える」といった認識を消費者に持ってもらえます。購入や契約時における候補として認識してもらえれば、新規顧客の獲得がスムーズに進められるでしょう。

 

また、消費者から寄せられる期待を裏切らないように、ブランド価値の維持と変化する顧客ニーズへの対応もブランディングの役割です。

 

マーケティングの役割

マーケティングには、ブランディングとは違う役割があります。以下では、マーケティングが持つ重要な役割を解説します。

 

商品やサービスの魅力を正確に伝える

マーケティングは自社の商品やサービスの魅力を伝える方法を考え、多数のリーチにつなげることが主な役割です。どうやって消費者に認知してもらうか、どのような部分に注目してもらうべきなのかといった点を考案し、実際に行動に移すためのプロセスを明確化します。

 

基本的にマーケティングは、市場での販路拡大を目指します。まだ自社の商品を知らないユーザーにアプローチし、購買へ導くことが施策として考えられるでしょう。

 

消費者に潜在的なニーズを提示する

マーケティングはただ商品やサービスをアピールするだけでなく、消費者が潜在的に抱えているニーズを提示する役割も持ちます。消費者は自分が何を欲しているのか、どんな商品が必要なのか明確に理解できているとは限りません。そこでマーケティングで潜在的なニーズを刺激して必要なものに気づいてもらい、自社商品・サービスの購入を決断してもらうのもマーケティングの役割です。

 

ブランディングとマーケティングの両方を活用するのがポイント

企業経営においては、ブランディングとマーケティングを両立させることがポイントです。以下では、ブランディングとマーケティングの両方が重要な理由について解説します。

 

マーケティングはブランディングの方針に合わせて実施される

基本的にマーケティングは、ブランディングの方針に合わせて内容を決めることになります。ブランディングで築き上げたイメージを壊さない方法でマーケティングを行わなければ、これまでの施策によって獲得したユーザーからの信頼を損なう結果にもなりかねません。

 

ブランディングを下地にして、マーケティングの具体的な施策を練るのが成功のポイントになるでしょう。

 

ブランディング マーケティング

 

マーケティングの成功を目指すのならブランディング会社の活用もおすすめ

上記で解説したとおり、マーケティングを成功させるにはブランディングという下地が重要となります。しかし、ブランディングは近年複雑化しているため、確かなノウハウがないと必要な準備がスムーズに行えないケースも多いです。

 

そこでブランディング会社を活用し、プロの意見や戦略を取り入れるのがおすすめです。ブランディングとマーケティングを両立させるための方法を考案してくれたり、自社に足りない要素をアドバイスしてくれたりするため、自社におけるブランディングとマーケティングの方向性を具体的に考案できるようになるでしょう。

 

まとめ

ブランディングとマーケティングは似た要素を持ちつつ、多くの違いを持つ概念です。それぞれの役割を理解し、相互のメリットを活かすことが、企業の価値を決める重要な要素となるでしょう。

 

ブランディングとマーケティングについて本格的な施策を実施するのなら、ブランディングにおける課題解決一気通貫で実行する株式会社 揚羽のご利用がおすすめです。揚羽はこれまで多くの企業のブランディングに携わり、さまざまな実績を残してきました。

 

ステークホルダーからの支持を集めて企業価値を上げる「コーポレートブランディング支援」、SDGsに向かう企業の差別化を支援する「サステナビリティブランディング支援」、経営理念・ブランドを従業員が体現する組織へ導く「インナーブランディング支援」、データと実績に基づいたブランディングで「選ばれ続ける企業」を実現する「採用ブランディング支援」など、さまざまな支援方法で企業をサポートします。

 

ぜひこの機会に揚羽のブランディング支援を軸に、ブランディングとマーケティングの両立を目指してみてはいかがでしょうか。

 

揚羽のブランディング支援

■コーポレートブランディング
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制作ディレクター

日向進

人材採用関連の各種ツール、企業運営にかかわるコンテンツ、サービスの設計・制作を行うディレクター。前職は出版・広告系で、企業や著名人などさまざまな取材も行ってきました。

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