揚羽の行動指針に「仕事の標準化」があります。
「型化・標準化」っていうと
『金太郎飴人材を作るみたいでやだなあ。自分はイチからオリジナルなやり方で勝負したい。』
という人がいるかもしれません。
気持ちは分かります。うちはクリエイティブな会社なので、基本的にはそういう考え方の人が多いかもしれません。
でも一方で、私たちの仕事は、アートではなく、お客様の課題を解決する仕事。
「誰もが自分たちのストーリーを誇れる世界に」していくために仕事をしているはずです。
そうしたら、どちらが良いのかは、明白だと思います。
「標準化・型化」は、
誰がやってもある程度同じプロセスを踏む部分は型化し、
その分スピーディーに仕事を仕上げ、時短して、創出した時間をオリジナルな仕事に使う、
という考え方です。
電通に勤める友人が、電通の標準化の教え方について、話してくれました。
『富士山の五合目まではみんなでバスに乗っていこうよ。その方が早いし、道を間違えることもない。
五合目からは自分の登りたい登り方で行けばいい』と。
また、虎の巻*に書いてある「守破離」とも近い。
(*虎の巻:揚羽社内で共有されている、職種別に業務に関するさまざまなノウハウを集めたバイブル。)
歌舞伎の世界では、
基本、標準をマスターしてから、それを破るのが「型破り」
基本、標準もできてないのに、勝手にやるのが「型無し」
と言われ、「型無し」は厳しく指導されます。
揚羽は若い社員が多いので、ぜひ「揚羽標準」を覚えてもらって、
それを駆使できるようになったら、ぜひ型を破って、新しい型を作ってほしいです。
企業の成長は、これをやり続けられるかどうかにかかっているといっても過言ではないと思います。
期待しています。