弊社の行動指針の一つに
「笑いでいっぱいの会社にしよう」というものがあります。
この指針について、
弊社の常勤監査役の前田さん(電通OB)が
このようなエピソードを語ってくれました。
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自分が電通時代、
何故「よく笑ったのか?」
その理由/効用を以下考えてみました。
① 一つは「自由闊達」な組織の
【信頼関係の基盤作り】という効果
自由闊達は電通が重きを置いた価値です。
自分が所属する最小組織である部で
メンバー同士上司(部長)も部員も先輩も後輩も
お互いチームとして最高のパフォーマンスを引き出すために
お互いをサポートしフォローしあう。
そのために毎朝部員は喫茶店に集まり情報を共有する。
お互いに雑談し冗談を言い、
笑顔になれる関係・環境が整って行けば
辛い局面でも何でも言える・相談できる
一体感のあるチームを作る信頼関係が
醸成されて行きました。
② 二つ目はエネルギーを取り戻す
【アイデア触発の潤滑剤】としての効果
競合プレゼン業務は営業局を中心に
案件毎にマーケ(現ストプラ)、CR、SP、各媒体、
イベント、その他社外スタッフから
プロジェクトに必要なメンバーが編成される。
勝つためにはチームの一人ひとりの考えが十分に引き出され、
限られた時間の中でプレゼン企画を差別化するために企画の
「ヘソ」をいかに生み出せるかが重要。
そのために一人一人が気兼ねせず発言出来る
「空気」をキックオフ時から作って行き
「団子」になって考える。
気心が知れたメンバー一人ひとりのパフォーマンスが
最大に活かされる「より良いチーム」が出来ていきます。
議論が煮詰まって展開が見えない時に
ふとした事で屈託なく皆で笑い、発散する。
「笑う事」は仕事を前進させるために必要な
「潤滑油」だと思います。
③ 「笑いがある中でお互いが認め合える」環境・関係構築の効果は
考えてみれば仕事先の方やお客様との関係でも言える事。
常日頃から気兼ねなく「笑い合える」環境は
お互いに「安心・安定」を約束し
「共感・共同意識」を促進し、
チームによる仕事の「楽しさ」を提供してくれると思います。
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やっぱり「笑い」って大事ですね。
これからも良い文化として大切にしていきたいと思います。