社長から社員全員にメッセージを送っています。最近送ったメッセージから二つほどブログにあげさせていただきます。

「そのままにしない」

人間関係でちょっとイマイチだったとき、往々にして、「・・・いつかなんとかなるだろう。」とか、「そのうち機会を見つけて話そう・・・」と、危うい関係がそのまんまになりがちです。そのときに、奇跡的に仲直りできる「何か」が起こればよいのですが、そういうときは、たいがい悪いほうにころがる「何か」が起こります。なので、お客様との関係で、クレームとは言わずともちょっとイマイチなことがあったり、同僚と人間関係でなにかあったりした場合は、そのままにせず、必ず問題点をクリアにすること。しかも「すぐ」に。「とはいっても、言いにくい・・・・」などあったら、誰かに仲裁に入ってもらいましょう。もし、そのまんまにしていると、お客様とも関係が悪くなり、社員同士だと、会社の雰囲気まで悪くなります。会社の風通しがわるくなる原因は必ずと言っていいほどこれです。最高の会社を創るため、「そのままにしない」。必ず実行してください。

「全ての責任は自分」

「○○Dの作業が遅れたから、試写に間に合わず、クライアントに怒られた」。「○○Pの仕切りが悪いから、構成が二転三転してたいへん」。こんな話をよく聞きます。
でもちょっと考えてください。本当にその人の責任で、自分に非は全く無いのでしょうか。弱いところは強い人がフォローする。それがアゲハが大事にしている風土です。Dの作業が遅れそうだったらPが手伝ってあげればいいし、ギリギリまでそれに気づかなかったら、そのコミュニケーションをとらなかった自分に責任がある。Pが若手で仕切りが悪そうなことは、Dは最初からわかるはず、だったら、起こりそうなことを事前に教えてあげればいいし、自分で教えて上げられないなら、ベテランPに相談してアドバイスをもらえるように自分から動けばいい。
そういうことを何もせずに、人のせいにしている人は、往々にして自分も出来ていないことが多いのです。
「それは自分の仕事ではないです」と考える人は、アゲハには向いていません。

「助け合うこと」をアゲハは大事にしています。
「全ては自分の責任」。
「主役感」とも通じますが、その仕事の主役は誰なのか、もう一度考えてみてください。
自分が人生の主役である以上、仕事の主役も自分であるべきです。