社長ブログ
2014年4月17日
新入社員へ
4月1日、弊社に7人の新入社員が入社いたしました。 採用は弊社にとって、一番大事な仕事であり、この日は一大イベントです。 その中で、新入社員にこんな話をしました。 経営の神様と言われた松下幸之助のこんな言葉があります。 工場で電球をみがいている人達に、
「あんたたちの仕事は、幸せな仕事やなあ」と。
毎日毎日電球を磨いている職人には、 最初その言葉の意味がよく分かりませんでした。
松下幸之助は、続いて、 「夜になると本が読めない子供達も、君たちのおかげで本を読むことができる。 ほんま幸せな仕事や。」と。 電球を磨く。と考えると、そんなのなんの役に立つのか。と思ってしまう。 でも、それがどう使われて、それを使ってる人に、 どうやって役に立っているかを知れば、 一つ一つの仕事の意義を知ることができます。 揚羽の新人時代の仕事も、近視眼的に見たら、お客さんに電話して断られて、 「自分、何やってるんだろう」って思ったり、大きな仕事をしたい。 って思ってるのに、先輩のアシスタントのようなこまごまとした仕事を頼まれ、 「こんな仕事をするために、揚羽に入ったんじゃない。」 って思ったりすることもあるかもしれない。
でも、一本の電話で、素晴らしいお客様と出会えて、 そこから良い仕事に繋がることもあるし、 こまごまとしたアシスタントのような仕事によって、制作物が完成し、 それによって人一人の人生を変えてしまうことだってある。 仕事をする時は、目の前のことだけを見るのではなく、 何のためにこの仕事をするのか、 常にその意義を考えて仕事に臨むようにしよう。 そんな話をさせていただきました。 ただ、私の他に5名の先輩からの素晴らしい訓示があったので、 全て覚えてくれているかどうか(笑)。