コーポレートブランディング支援を行う弊社ではこの度、さまざまなステークホルダーを巻き込みサステナビリティ経営への取り組みとビジネスを加速させるためのフレームワークである、共創を実現するパーパス運用論「3P」®を公開いたしました。

(共創を実現するパーパス運用論「3P」 は株式会社揚羽の登録商標です。)

 

フレームワーク公開の想い

揚羽は、サステナビリティ経営に舵を切る企業のコミュニケーション支援を行って参りました。SDGs・ESG・CSVといったテーマへの関心は世界的に高まっており、多くの日本企業もその活動の根幹としてパーパスを策定はしたものの、その具体的な取り組みは遅れを取っているという状況です。日本全体でこの取り組みを加速させるためには、日本企業はガイドラインや評価指標に沿った「守り」の対応だけではなく、ビジネス成功の本質ともいえる「攻め」の取り組みが鍵になると考えています。
そこでこの度開発したフレームワークが、日本企業の取り組みを後押しすることを願い、公開するにいたりました。

開発背景

2020年以降、日本でもサステナブルな観点での事業活動はもはや避けられない、取り組まないことのリスクの方が大きいという認識は広まってきました。現在日本のサステナビリティに対する取り組みは、まずはガイドラインを読み、投資家や評価機関に向けて最低限のリスク対応を行う「守り」に留まるという同質化現象が起きている、というのが実状です。さらに企業理念とその活動をひもづけるという考え方でパーパスを策定するものの、「その先どこに向かうべきか分からなくなり、行き詰まりを感じている」という声が増えてきております。

共創を実現するパーパス運用論「3P」®

 

パーパス運用するためには、3つのPを継続的に回し続ける必要があります。
①Passion(パッション)…経営の覚悟はあるか
②Project(プロジェクト)…シンボリックな取り組みはあるか
③Process(プロセス)…勇気ある発信はできているか

 

国際社会が要求するサステナビリティの目標は実現困難なものが多く、まだ解決策が定まっていないテーマばかりです。企業がサステナビリティ経営をさらに加速するためには、個社ごとの努力だけではなく、お客様・サプライヤー・従業員・求職者などと手を取り合い「共創」による価値創出が必要になります。高い目標に共に挑む、そのような関係性づくりが求められるのです。

 

揚羽の提唱する“共創を実現するパーパス運用論「3P」®”は、SDGsの達成のみならず、サステナビリティブランディングにおける企業の差別化をするためのフレームワークです。これを活用することにより、投資家だけでなく、従業員・求職者・消費者などのすべてのステークホルダーから共感を得る活動の具体化と加速化が可能になります。

 

ステークホルダーを巻き込むには、パーパスと向き合うことが大前提であり、3つのP(パッション、プロジェクト、プロセス)を回しパーパスを運用することで以下のような変化を生みます。
・従業員が長期的視点での挑戦をしようという意識になる
・取引先、消費者が自社のファンになる
・働きたいという学生や求職者が増える

 

〈説明動画〉

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