多くの企業で進む「褒める風土づくり」


「いい仕事ぶりだったね」
「○○さんのこういうところに助けられている」
社員同士で褒め合う組織風土の醸成に、多くの企業が動き出しています。社員のモチベーションを高めて、仕事でのパフォーマンスを引き出す試み。ここ数年で多くの企業がさまざまな取り組みや試みを行っています。

例えば「グッジョブ・アクション」と称して、褒め合う風土づくりを推進する資生堂。
社員が業務の中で気づいた“いいな”を「グッジョブカード」に書きとめ渡し合うという取り組みを日常的に行うANA。
イントラネット上で誰かの“いいな”を褒め合う、ヤマト運輸の「満足BANK」の試みなど、大小さまざまな企業で、褒める風土づくりの取り組みが増えています。

弊社にご相談をいただく「インナーブランディング」の施策においても、「コミュニケーションの活性化と従業員エンゲージメントの強化」というテーマと関連して「褒め合う仕組み」に関する話題が多くなっていると感じます。

「褒め合う仕組み」は働き方改革の鍵を握る?


こうした動きの背景にあるものは何か。ここをご覧の皆さまには容易にご想像いただけるとおり、「働き方改革」「ダイバーシティ化」「イノベーション推進」と密接に関わっているものと考えます。

良いと分かっているなら、すぐにでも「褒め合う仕組み」を取り入れたいと思ってしまいますが、まずは実際の現場がどのような状況かを理解しなければなりません。

ある調査機関による結果では、
「20代・女性の上司は60%が褒める」のに対し、
「40代・男性の上司は30%しか褒めない」という現状が浮かび上がってきました。

この結果から解釈できることとしては、年代・役職が上がるにつれて、自身の仕事に対してのやる気・情熱が下降傾向にあり、部下を褒めるという行動すらもやめてしまうというサラリーマンが多いことです。
褒めない上司の下では、部下たちもやる気・情熱が削がれてしまい、組織の流れはどんどん悪い方向へといってしまいます。
組織の規模や状況にもよるかと思いますが、「褒め合う仕組み」を取り入れる際の真のターゲットは、若手ではなくベテラン社員に向けることも多くあります。

「褒め合う」。それは「認め合う」こと


小さな日々の仕事に気づき、褒めることは、相手のことをよく見ていなければできません。

褒められた人が、周りから「いいことをしたね!」と称讃されることでモチベーションが上がることに加えて、
褒めた人が、周りから「いい発見をしたね。よく見ているね」と認められる効果もあります。
つまり、「褒め合う」ことを通じて、周囲の人々に関心を持ち合う組織文化の醸成へとつながっていくことが期待されます。

弊社の取り組みは見学が可能です


最後にちょっとだけ、弊社の「褒め合う」風土づくりの取り組みをご紹介。

弊社では、毎週月曜日の朝に30分間の『朝会』を行っているのですが、この朝会の冒頭1分間は「隣の席の人のいいところを褒める」ことから始まります。

弊社の朝会の様子を紹介いただいた記事はこちら

朝会の場で伝えきれない感謝の言葉は『THANKS CARD』に書き込んで、ボードに掲示しています。

この『朝会』や『THANKS CARD』は見学いただくことが可能です。
ご興味がある方は是非お気軽にお問い合わせください。(facebookから直接メッセージ頂くことも可能です)

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WRITER

佐藤 孝良

シニアプロデューサー

佐藤 孝良

秋田県生まれ。日本大学芸術学部卒。
演劇活動の挫折を経て、リクルート社入社。企業の人材採用広報・教育研修・組織活性支援に従事。
その後2005年に揚羽に入社。以来10年以上にわたりのべ100社以上の企業の人材採用プロモーション、企業広報ほか各種コミュニケーション施策の支援に関わらせていただいています。
週末はだいたいサッカースタジアムにいるか、旅か、映画鑑賞のルーティン。

秋田県生まれ。日本大学芸術学部卒。
演劇活動の挫折を経て、リクルート社入社。企業の人材採用広報・教育研修・組織活性支援に従事。
その後2005年に揚羽に入社。以来10年以上にわたりのべ100社以上の企業の人材採用プロモーション、企業広報ほか各種コミュニケーション施策の支援に関わらせていただいています。
週末はだいたいサッカースタジアムにいるか、旅か、映画鑑賞のルーティン。