採用セミナーレポート~動画コンテンツの有効活用~

オンラインセミナー:動画コンテンツの有効活用
皆さま、こんにちは。マーケティング担当の島村です。
スキー場の積雪情報に心浮き立つシーズンとなりました。初滑りが待ち遠しいですね。
さて、先日12月15日(火)に、「動画コンテンツの有効活用」と題した採用セミナーを開催しました。
様々な外的要因によって、昨今の新卒採用市場はかつてない大きな変革期を迎えています。今回は全3回にテーマを分けて、これからの22-23採用における学生の動向や変化するマーケットのポイントに触れながら、今後ますますトレンドになっていくであろう各種採用施策をご紹介しました。
最終回である第3回目のテーマは「動画コンテンツの有効活用」です。
コロナ禍によりリクルーティング動画のポテンシャルに大きな注目が集まっています。今回はこれまで多くの企業様の動画コンテンツ制作をお手伝いしてきた弊社揚羽ならではの視点で、今後のリクルーティング動画活用の展望について具体的な事例も交えながらご紹介させていただきました。
スピーカー:白岩 大
株式会社揚羽
プロデューサー/リクルーティング事業部マネージャー
講演内容
・21卒採用の振り返り
・何故、今検討すべきは動画コンテンツなのか?
・動画コンテンツの活用
まずは、「何故、今検討すべきは動画コンテンツなのか?」というところからご説明させていただきました。データから、学生は最終面接以外はオンライン開催を求める傾向にあることが分かっています。一方で、社員の人柄や自分以外の学生・内定者の雰囲気、実際の仕事風景など、今まで伝わっていたことが伝わらなくなったことで、内定への納得度が減少。企業を選定しきれず、結果内定辞退率が増加傾向となっています。そんな中、企業側からは「学生と会う機会が減ってしまった」「学生は自社のことをちゃんと調べているのか」等オンライン上のコミュニケーションの取り方についてご相談いただく機会が増えています。データを見ても、同様の悩みを抱えている企業は多いことが分かります。採用市場全体としても、コミュニケーションの数・質・パワーの課題感が強まっています。
コロナ禍での就職活動への不安から、学生一人あたりのインターンシップエントリー数は増加傾向。またインターンシップの参加目的についても「特定の企業を深ぼるための参加」が減少。それとは対照的に「視野を広げるための参加」が昨年から2割増加しています。このように志望度の低い学生が流入する傾向があるため、これからはオンライン上で志望度を上げ続ける採用活動が必要だと考えられます。
このような状況下で有効なのは映像の活用です。志望度が上がりきらない原因は、今までオフラインで実施していた座談会やインターンシップ等の「感じる情報」を伝えられていないことにあるとのこと。これらの情報を映像で伝えていくことが重要とのことでした。
では、なぜ映像がいいのでしょうか。映像は、会社や仕事、社員のリアルな空気感を伝えることができます。
映像活用のメリットは例えば以下です。
・曖昧なもの(空気、雰囲気、社風)を伝えやすい
・仕事内容をリアルに伝えることができる
・説明会に参加できない ハイパフォーマーの生の声を伝えられる
・強い印象を残すことができる
実際に学生の声を聞いても、採用動画は「人との会話」の次に信頼されている情報源であることが分かります。また、WEBサイトやパンフレットと比較しても、リアルな情報を見れる動画に対し学生は信頼を寄せています。映像の活用の仕方も多岐にわたっており、初期接点であるインターンシップから最後の内々定まで、採用フローにあわせた魅力訴求をすることが可能です。
次に、動画コンテンツの活用フローをご紹介いただきました。まずはターゲット学生がどのような就活をしているのか、各段階で何が伝われば良いかをイメージします。
実際に何を伝えるのか、という点については5つの軸に沿って自社の魅力を整理するのが有効です。オンライン化により伝わらなくなった要素を洗い出す作業を行います。
他社と差別化された自社の魅力を訴求する方法が知りたい方はこちら!
3Cと5軸の分析
最後に、必要なタイミングで適切な情報を提供しているかを確認し、ターゲット学生に「いつ」「どこで」「何を」伝えるのかを整理します。このフローでコンテンツを見直すことで、現状あるコンテンツの役割や自社の魅力についてを再確認し、コンテンツを有効活用することが可能です。
以上、12月15日開催オンラインセミナー~動画コンテンツの有効活用~のセミナーレポートでした。
セミナー内でご紹介した、動画コンテンツの活用フローの中で情報整理をする際にご利用いただけるワークシートをご用意しました。
こちらのワークシートが欲しい方や、セミナー後半にご紹介した採用映像の最新事例を知りたい方は、ぜひ下記よりご相談ください。
今後もオンラインツールも活用しながら、みなさまのお役に立てる情報発信をしていけるよう取り組んでまいります。

株式会社揚羽 営業部マーケティンググループ
マーケティングディレクター
営業を約2年経験した後、Webディレクターに
ジョブチェンジして約一年ほどサイト制作に携わる。
現在は営業とWebディレクターの両経験を活かし、
自社のマーケティングを担当するグループに異動。
好きな食べ物は鶏肉とチョコレート。
課題解決まで伴走します

