プロジェクトの背景

人々の暮らしに関するさまざまな事業を展開される中、同社は、改めて注文住宅に軸を置く方針を打ち出していこうとされていました。しかし、暮らしに寄り添う優しいイメージによって、同社の成長を支えてきたような営業マインドをもった人材が採用しづらくなっているという課題がありました。同社の強みである注文住宅によって業績に貢献していける人材、その貢献と「ヒノキヤグループ2030ビジョン」の実現を紐づけて考えることができる人材の採用が今回のプロジェクトの目的です。採用コンセプトを定め、その足がかりとして採用Webサイトの制作をご発注いただきました。

プロジェクトの背景

プランニング

今回は「BiZMiL SURVEY(ビズミルサーベイ)」を用い、同社の内定者が感じているブランドイメージを調査するところからコンセプト策定をスタートさせました。プロジェクトの目的である「業績に貢献していく意識」「ビジョンとの紐付け」に対して、理念やビジョンへの共感は高い結果であった一方で、仕事の奥深さへの理解が足りていないという調査結果が出ました。
この結果をもとに、「同社が目指すゴールを語り、そのための仕事だからこそやりがいがある」ということを伝えるのが、採用コンセプトの方針であるとしてご提案をさせていただきました。ゴールを語るにあたって、ターゲット学生の特性を考慮し、企業の姿勢やキャラクターを感じるようなメッセージが共感につながると考え、「向き合った証が、住まいの進化になる。」というコンセプトを策定しました。

アウトプット

コンセプトメッセージの受け皿となるページ設計に加え、事業紹介においても商品開発の歴史を掲載するなど、同社の成長の源泉を感じさせる情報設計にこだわりました。
デザインはコーポレートカラーを大胆に使用しながらも、家の構造図や敷居をモチーフにした線と面をあしらいとして世界観をつくることで、同社で活躍する社員をポップにパワフルに表現しています。

アウトプット
アウトプット
アウトプット