「温もり」がキーワード。新しいコミュニケーションを生み出すコーポレートブランディング。
独自のソフトウェア開発や幅広い業界への開発、販売、運用サポートを手がける株式会社 ニッセイコムは、よりお客さまの経営に深くかかわるため、次のステップへと進んでいます。その変化を、お客さまや従業員の皆さまに分かりやすく伝えるため、コーポレートブランドの見直しを実施し、ブランドストラクチャーから新しいブランドメッセージとキービジュアルを策定しました。さらに認知拡大の方法として、ブランド映像、ストーリー映像、特設Webサイトを制作しました。
プロジェクトの背景
ニッセイコムは2015年にコーポレートブランドをリニューアルし、『お客さまが何でも相談できる良きパートナーとして成長し、お客さまの未来を共に描き、共に創り続ける』という想いを込めたコーポレートステートメント『Grow Together for Making the Future』を策定しました。 近年、DXの推進やAI技術の発達、新型コロナウイルス感染症の拡大などにより、社会全体が大きな変革を求められました。そのような中で、10年後、20年後の未来を見据え、社会に貢献できる企業をめざすために、ニッセイコムの企業ブランド強化が必要であると認識しました。本プロジェクトでは、初めにニッセイコムが提供する価値を整理し、次にそれらを皆が認識しやすいスローガンとして落とし込み、さらに可視化させることで社内外へスムーズにメッセージをお届けする方法までをご提案しました。
プランニング
経営層の方々へのインタビューを皮切りに、従業員の皆さまへはワークショップを開催し、いただいたワードやフレームワーク、ブランドストーリーから「ニッセイコムの価値」を洗い出しました。そこから知覚価値を構造化し、新たなブランドの核となる「コアバリュー」を導出。これを基にブラッシュアップしながらブランドメッセージを創りだしました。 ニッセイコムのブランドメッセージを表現するために重要なキービジュアルは、デザイン案決定後も、細かい要望に合わせて形や背景のあしらいのパターンなどを何度も微調整し、皆さまの想いを納得のいくかたちで具現化することができました。 その後、さまざまな方法を用いて社内外に広く届けていきました。

アウトプット
「経営には温もりあるITが必要だ。」ニッセイコムの新たなブランドメッセージです。 「お客さまに寄り添いお客さまの経営課題を、ITを活用して解決する」、このニッセイコムの姿勢を「温もりあるIT」と称し、「経営には〜必要だ」という言い切りで表現しました。また、キービジュアルは、「N」をモチーフに二つのものが融合するかたちで、お客さまに真摯に寄り添い、手を取り合っている様子を表現しました。さらに、サーモグラフィーのようなグラデーションや有機的な曲線で、人の温もりやITにかける情熱を表現しており、細部のデジタルを感じさせるあしらいにも暖色を使って「温もりあるIT」をイメージさせています。 これらを伝えるための方法として、特設ブランドWebサイト、ブランド映像、ストーリー映像を制作しました。 Webサイトでは、冒頭はMESSAGE部分を細かく区切ってアニメーションでストーリーをつけ、文章をしっかり読んでもらうつくりとしています。

ブランド映像では、2Dアニメーションとライブラリ素材で新しいブランドメッセージとキービジュアルを短編の映像で作成。新ブランドイメージを訴求する映像を制作しました。


ストーリー映像では、「経営には温もりあるITが必要だ。」というメッセージを、見た人がイメージしやすいようにドラマ仕立てて作成。ニッセイコムがお客さまの課題に対して真摯に対応し、伴走している様子を映した映像を制作しました。


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