MVV策定、ブランドコミュニケーション計画策定株式会社メフォス

見えなかった自社らしさを顕在化。
MVV策定から、これからのブランドコミュニケーション計画まで構築。

日本全国40拠点以上で、5分野の給食を提供している株式会社メフォス。新規顧客獲得や、ステークホルダーのエンゲージメント向上を目的に、ブランディングに取り組まれました。MVVの策定から、ブランドサイト制作、社内浸透ツールまでを制作。ブランド価値の言語化を軸に、さまざまな施策を実施しました。

OUTLINE

クライアント
株式会社メフォス
担当工程
調査 / 言葉づくり / 戦略策定 / クリエイティブ制作
URL

プロジェクトの背景

新規顧客獲得を目的とした、企業プロモーションを検討していた株式会社メフォス。揚羽と共に訴求内容や方向性を整理していく過程で、ブランド価値が不明確である事が分かりました。そこで、プロモーションに取り掛かる前に、自社らしさを定義するMVVの策定を行うことになりました。

プランニング

初めに取り組んだのは同社の社員、役員、社長に対してのインタビュー。現場で活躍する社員の「姿勢」や「想い」から構成される「一人ひとりのブランド要素」から、同社のヒストリーを踏まえた「組織的なブランド要素」を抽出。出揃った全ての要素をまとめながら、らしさの構造化を実施。最終的に「食事を楽しみに待つ喫食者の方々に対する想いと、届ける責任感を全社的に強く持っている」というコア・バリューにたどり着きました。この要素をMission,Vision,Valueに落とし込み、取材から約4ヶ月を経て決定しました。

そして、このMVV の伝達力を高めるために、ビジュアル策定が始まります。MVVをベースにした「ぬくもり」「地域密着」「使命感」などのキーワードを基に、さまざまな表現事例をピックアップ。その中で絞った表現が、あたたかみのあるイラスト。同社のイメージとマッチするイラストを描ける作家をキャスティングし、描く要素も決定していきました。

ビジュアル策定の次に取り組んだのは、コミュニケーションツールへの展開です。ブランドサイト、ポスター、コンセプトムービーに落とし込み、約6ヶ月を経てステークホルダーに向けたコミュニケーションが始まりました。現在もブランディングを継続し、ビジョン実現に向かって歩み続けています。

制作物のポイント

MVV策定の段階では、取材から感じられるブランド要素をベースにし、社員に馴染みのあるワードを意識。ブランドサイトやポスター、ムービーなどビジュアルイメージは、イラストを活用。あたたかみのある独特の風合いは、クレヨンで描いたイラストに間接的にアイロンを当てる独自の技法により演出されています。この風合いと共に、さまざまな地域とのつながりを大切にし、笑顔を生み出してゆく、あたたかい食を必ず届けていく同社の姿を表現しました。

ブランドサイトは、MVVを包括できるイメージを目指し、日本食の象徴とも言える「お茶碗とご飯」とキャッチコピーで表現。さらに、同社の秘めた想いを表現する映像「メフォスのかくし味」も制作。同社の社員だけでなく、お客様や地元生産者の方々といった第3者も出演。それにより、地域への貢献を大切にする自社らしさを伝えています。

CLIENT’S COMMENT
ご担当者様からのコメント
初の試みで分からない点も多く苦労しましたが、揚羽の皆様の心強いご支援のお陰で納得のいくMVV策定・浸透施策ができております。 特に印象的だったのは、揚羽の皆様のチーム力です。 各分野のプロフェッショナルの方々同士で綿密に連携を取って力を合わせている印象であり、 毎回素晴らしい成果物作り上げて頂いていると実感しております。 引き続き進行中のプロジェクトもありますが、誠に勝手ながら揚羽の皆様には今まで以上に期待しております。

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