中期経営計画実現のための重要施策。
新たな学びのプラットフォームの社内浸透を支援。
旭化成株式会社は1922年に創業し、「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」の3つの領域で事業を展開している総合化学メーカーです。
同社の新中期経営計画の人財戦略における主要施策である従業員の自律的な成長やキャリア形成を後押しする学びのプラットフォーム「CLAP」の社内浸透施策として、スローガン策定、ロゴやキービジュアルの策定、浸透映像制作をすることになりました。
プロジェクトの背景
同社は、新中期経営計画を策定し、22年度4月よりスタートさせました。 変革に向けて取り組むテーマの一つに「人財」のトランスフォーメーションを掲げ、その実現の支援策として、新たなラーニングマネジメントシステムである「CLAP(Co - Learning Adventure place)を導入。 幅広い学習機会を提供することで、自ら学ぶだけでなく、学習内容の共有、共に学べ、実践で挑戦や活用を促進が可能なものとなっています。 同社がめざす組織風土、終身成長の実現のために、CLAPを社内に広く認知させ、利用促進を図る必要がありました。 そこで、アウトプットの制作のみならず、コミュニケーションプランニングまで支援できるという点が評価され、揚羽に声がかかりました。
プランニング

CLAPを社内に浸透するにあたり、まずCLAPを認知してもらうため、そしてCLAP導入の目的やそこに込められている想いを理解、共感してもらうため、スローガン、ブランドロゴ、キービジュアル、浸透映像を制作しました。 スローガン開発では、本プロジェクトのメンバーと社長へのインタビューを実施。 新たに導入するCLAPをどのように活用していきたいか、CLAPを通じてどのような世界を実現していきたいかをヒアリング。CLAPという名前に込められた「ともに学び、それを冒険のように楽しんでいこう」という意味合いや、学びを賞賛し合い、学び合い、コミュニケーションやつながりが生まれていく楽しさを表現した「つながる。ひろがる。」というスローガンを制作しました。 また、CLAPに込められた意味とCLAP自体を視覚的にも浸透させるために、ブランドロゴを制作。 更に、スローガンとロゴマークを用いたキービジュアルも制作。 共に学び、コミュニケーションしていく中で生まれる楽しさを表現し、つながりや広がりをより強調したデザインとしています。

CLAPを社内に広く浸透させ、理解してもらう目的でコンセプト映像も制作。使用イメージだけではなく、社長インタビューの映像を取り入れることで、代表の想いやCLAPをどのように活用してほしいかを生の声で伝えるような映像としました。

アウトプット
ロゴは「CLAP」という名称に込められている、拍手の意味と、学びに対してお互いの応援や成長を表現するため、拍手する人々の手を羽ばたく鳥のような形で制作しました。CLAPが多様な人々の学びになり、活発な活動が行われる場になるようにという思いを込めて、カラフルなカラーリングとなっています。 キービジュアルは、CLAPのコンセプトである「多様な人々の学び、発見の場」になるというコンセプトを反映しつつ、「新たなつながりを生む場」という意味を込めて、線画の中に握手や対話を表現するようなモチーフを取り入れています。 社内浸透映像では、コピーやロゴで表現されている遊び心というトンマナを引き継ぎ、テロップなどのアニメーションを取り入れています。また、実際の社員の写真を使用することで、イメージ素材だけでは表現できない当社らしさを演出しました。

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