株式会社揚羽(東京都中央区 代表取締役社長:湊 剛宏 証券コード:9330)は、“生成AI時代”の到来に対応した「AI最適化型デジタルマーケティング支援サービス」の提供を開始しましたのでお知らせいたします。

■サービス提供開始の背景
近年、ブランドやサービスの認知、情報収集において、AI(人工知能)が強く関与するようになってきました。
2025年8月に実施された調査においても、企業担当者の85.3%が「生成AIにより企業認知の方法が変化した」と回答しており、企業がブランディング施策、マーケティング施策を計画、実施するうえで、AIへの対応はもはや必須だと言えるでしょう。

当社においても、AIO(AI Optimization:AI検索最適化)や、LLMO(Large Language Model Optimization:大規模言語モデル最適化)に関する問い合わせが増加。企業のビジネス拡大、事業推進においても、「生成AI経由の認知や顧客獲得」を意識した施策ニーズが急速に高まっています。こうした市場環境の変化を踏まえ、当社はブランディングとデジタルマーケティングを統合した「AI最適化型デジタルマーケティング支援サービス」を展開します。

■サービスのフェーズ構成と特徴
1. 調査・分析フェーズ
AI検索での自社ブランドの参照状況、競合比較、構造化データ・専門性・信頼性の評価を実施。
2. 戦略策定フェーズ
生成AIの回答として参照されやすいコンテンツ形式、構造化データ整備、ブランドエンティティ強化を含む統合的なAI最適化戦略を構築。
3. 施策実行フェーズ
生成AI対応を意識したコンテンツ企画、記事制作の実施、UX(ユーザー体験)およびテクニカル改善をワンストップで提供。
4. 検証・改善フェーズ
生成AIによる回答の引用数や生成AI経由の流入数、CVR(コンバージョン率)などを、新たなKPI(重要業績評価指標)としてモニタリングし、AIO、LLMOの効果を継続改善。

■自社オウンドメディアでの実証実験
当社は、自社オウンドメディア「Ageha MAGAZINE」(https://www.ageha.tv/magazine/)において、本サービスを先行実装し、以下の成果を確認しました。
・メディアサイト全体で、検索エンジンにおける表示回数が約130%に
・「ブランディング」関連キーワードの検索順位が、22位から2位に上昇し、流入増にも寄与
・主要キーワードでの生成AI回答の参照率向上で、問い合わせ増加

これらの変化は、当社実証実験の結果ですが、同様のアプローチをクライアント企業に提供することで、生成AI時代のブランド認知、顧客獲得を強力に支援できると考えています。

■当社の強み
・ブランド戦略×デジタル実行の両立:ブランドの本質を言語化、可視化する力とAIO/LLMO/SEO(検索エンジン最適化)/広告/UX改善などの実行力を兼ね備える。
・AI視点の早期実装:AIO/LLMOを含むAI対応を既に自社で検証済み。プランニングから実行部隊を自社に抱え、早期に実践へ移せる体制。
・マーケティング支援実績が豊富:企業規模問わず幅広い業界で、認知から商談化までを見据えたデジタルマーケティング領域の支援実績多数。

■代表者コメント
「ブランド認知の経路が生成AIを中心とした情報取得へ急速にシフトしている今、“AIに選ばれる存在になること”が企業の成長戦略の重要な柱になります。当社はブランディングの知見とデジタル実装力を組み合わせ、クライアントがこの変化に先んじて対応できるよう支援してまいります」―株式会社揚羽 代表取締役社長 湊剛宏