映画「海賊とよばれた男」を観ました。

戦中戦後の出光興産(劇中では国岡商店)を取り巻く石油業界が舞台の話です。

国岡商店、戦後すぐには石油の仕事が全くなく、
ラジオの修理、地引網など他の仕事をするしかありませんでした。

そこにGHQから、横須賀海軍の石油貯蔵庫に残った石油を使い切らなければ、
日本には石油を使わせないという過酷な命令が下ります。

石油貯蔵庫に残った石油をすくうのは、
ものすごい異臭の中で行う凄まじく過酷な仕事。

その辛い仕事も、戦地から戻った国岡商店の社員は

「ここでは弾に当たって死ぬこともない。

飯も食える。

寝るところもある。

仲間と一緒に好きな石油の仕事が出来る。最高じゃないか!」

と言って、笑って仕事を遂行する。

これを見て、あらためて、好きな仕事が出来る幸せを感じました。

仕事をしていれば、きついこともあるし、
理不尽なことに我慢せざるをえないこともあるでしょう。

しかし、自分たちが好きな仕事が出来る。ということは、
いろんな幸運な条件が重なってはじめて実現できる、
本当に幸せなことだということをあらためて感じました。

仕事をお任せ下さるお客様、

一緒に汗かきながら会社をつくる社員たち、

大事な仕事をお願いするパートナーさんたち、

家族たち、

戦争のない世の中、

あらゆることに感謝です。