私はずっとラグビーをやっておりまして、
49歳の今になっても、シニアラグビーチームで汗を流しています。
(たまに怪我します。)

そんなわけで、年末年始はテレビでのラグビー観戦にくぎ付けだったのですが、今シ
ーズンは、ラグビー大学選手権の決勝で帝京大学が明治大学に1点差で勝ち、前人未
到の9連覇を達成しました。毎年学生が変わる大学ラグビーで9連覇というのは、プ
ロ野球史上唯一の「V9」を成し遂げた川上哲治率いる読売ジャイアンツよりもすご
いことなのではないかとラグビーファンである私はひいきしちゃいます。

で、来年の大学ラグビーの戦力を占うべく、ここ3年間のラグビー高校日本代表選手
(今の1~3年生)が進学した大学の人数を調べてみました。もちろん、高校日本代
表選手だけが戦力ではないのですが、一つの指標として。

明治15人
帝京14人
筑波8人
法政7人
同志社6人
東海6人
天理5人
早稲田5人
中央3人
関東学院1人
近畿1人
慶應1人
立命館1人
流通経済1人

という具合です。

ちなみに、今シーズンの戦績と上記高校代表の人数です。

優勝:帝京大学(14)

準優勝:明治大学(15)

ベスト4:東海大学(6)、大東文化大学(0)

ベスト8:京都産業大学(0)、慶應義塾大学(1)、天理大学(5)、流通経済大学(1)

です。

上記高校代表には4年生は入れていませんので、正確な比較ではないのですが、

高校日本代表のリクルーティングに成功している帝京大学と明治大学が良い結果を出
しています。

「新卒採用」重要ですね。

また、実はベスト4に入った大東文化大学には、外国人選手はいますが、

高校代表選手は一人もいないことに気づきます。きっと「育成」にそのカギがあるの
でしょう。

帝京大学、東海大学、大東文化大学、流通経済大学はいわゆる「新興校」

明治大学、慶応大学、早稲田大学、同志社大学、筑波大学、法政大学は「伝統校」

新興校は、外国人選手を採用したりして工夫して戦力を補強しています。

これを見ると、企業の新卒採用にも少し似てるかもしれないなあ。と思いました。

伝統校は大手企業、新興校はベンチャー企業。

一概に比較はできませんが、わたしたちを含めベンチャー企業は、採用力が大手に劣
る分、大手企業以上に採用努力をしないといけないな。とあらためて採用と育成の重
要性を認識しました。これから新卒採用のトップシーズン。私たちも頑張ります!