脳科学者の茂木健一郎氏がまた面白いことを言っていた。
「人は後悔してこそ成長する」のだそうだ。

後悔とは、くよくよ悩むことではなく、
「あそこでああしておけばよかった。なぜ俺はあのとき、あのような選択をしたのか、次は絶対に同じことはしないぞ」と、自分の失敗をこのように振り返ること。

これには、2つ、良いことがあって、
1つ目は、「次に同様のことが起こった時に、同じ間違いを犯さない」。
これは、まあ普通のこと。
2つ目が奥が深く、
前回、AでなくBを選んだのは、自分の判断基準、価値観があって、Bを選んでいる。後悔することとは、その価値観さえも、変えることなのだ。と。

「常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。」とアイ ンシュタインが言っている。

自分の常識としているものを、たまには疑ってみたり、
結果を後悔してみたりして、今の地点から一歩も二歩も成長していきたい。