自社の理念の作られた経緯、ご存知ですか?


インナーブランディングと聞くと、
・ポスターを張り、社内通知させる。
・クレドカードを作成し、いつでも見れるように社員証と一緒に持っておく。
などの施策を連想される方が多いのではないでしょうか。
確かに、よく目や耳にする施策の一つであります。

でもちょっと待ってください。
その理念は、いつ、誰が、どのようにして考え、生まれたものですか?

経営陣の数名だけで考え、社員に実行させるような施策が多いのではないでしょうか。
それだとどうしても、中堅、若手社員からするとやらされている感が強くなるケースがあり、企業変革には到底及ばないのです。

どんな取り組みが行われているのでしょうか。


では、どのような取り組みが効果的なのか。
ある一例を取り上げてご紹介いたします。

トップ(社長)の交代から1年経つタイミングで、「新しく言葉(理念)を見直したい」という企業がありました。
その企業が実施したのは「ワークショップ」です。
言葉づくりのファーストステップとして、ワークショップは効果的です。
このワークショップの目的は、内に秘めたる言葉を吐き出していただき、理念のもととなる「言葉の原資」を収集することです。
大企業ですと、全員参加でワークショップを行うのは困難なので、各部署・各支店などのリーダーを招集し、ワークショップを行います。

具体的には、グループに分かれて、自社に関する様々な事実をもとに、社内外へ発信できるメッセージが何なのかを吐き出していただきます。
その後、全体で発表を行ってもらうような流れになります。
グループディスカッションの過程出た言葉は、すべてポストイットに記していただき、すべて回収するのがオススメです。
発表により、別チームの考えをインプットすることで、新たな疑問や考え・想いなどが生まれます。

最終的にカタチ(言葉)にしていくフェーズは、社内の人間だけでまとめ上げるのは大変困難なため、外からの意見を取り入れることも必要になります。

ワークショップで満足しない


大切なのは、ワークショップで終わらせないこと。
当然、言葉を作っただけでは、理念は浸透しないでしょう。
周知、理解、浸透させ、社員一人ひとりが自分ごと化させ、普段の行動に紐づかせて初めて、組織変革が本格的に始まります
それには、周知・理解・浸透の施策を行うことが大切です。

すぐにワークショップを実施するには、ハードルが高いと感じられる方も多いと思いますので、
まずは、お気軽に弊社にご相談ください。皆様の課題に沿った解決方法を一緒に考えましょう。

WRITER

黒田 天兵

インナーブランディング研究室
室長

黒田 天兵

ブランディングにおけるソリューション実績700社を超える (株)揚羽にて、コーポレートコミュニケーション事業の立ち上げから推進まで行っている責任者。携わったインナーブランディング実績はおよそ200社、財閥系大手企業から近年注目されている急成長ベンチャー企業まで幅広く担当し、理念浸透・意識改革などのプロジェクトに携わる。大学時代は哲学に没頭。ハイデガー、デカルト、カント、ニーチェを研究。

ブランディングにおけるソリューション実績700社を超える (株)揚羽にて、コーポレートコミュニケーション事業の立ち上げから推進まで行っている責任者。携わったインナーブランディング実績はおよそ200社、財閥系大手企業から近年注目されている急成長ベンチャー企業まで幅広く担当し、理念浸透・意識改革などのプロジェクトに携わる。大学時代は哲学に没頭。ハイデガー、デカルト、カント、ニーチェを研究。